12.夏は忆えている

作词:槙原敬之
作曲:槙原敬之

夏の草をかき分けながら
川の石をどかしながら
何かを探す子供达に
夏は日を长くしてくれる
海も山もないこの街で
鞄と携带で塞がった
两手じゃどんな季节にだって
手も振れないと思ってた

店先に出まわり始めた
スイカの赤い切り口が
笑っているように见えたのは
仆の中にいる
あの夏の子供の仕业だね

例えどんな场所にいても
自分で探さなければ
何も见つけられない
仆が忘れていただけで
どの年にいた子供の颜も
夏は忆えている

真っ赤に烧けた体を
夕立が急いでさます
刀锻冶のように夏は
子供达を强くしてくれる
谁かが撒いた打ち水が
谁かに凉しい风を送る
次はどんな自分に
なりたいのか解った气がした

萤がたくさん集まる川や
アケビがなる场所を
见つけては胸を高鸣らせ
走って扫った
琉璃色の迟い夕暮れ

例えどんな场所にいても
あんなに乐しかったのは
喜ぶ颜を见てたから
仆が忘れていただけで
どの年にいた子供の颜も
夏は忆えている

虫かごを斜めにかけてた君を
タオルを首に卷いてコ一ラを饮む君を
勉强扫りホ一ムに立っていた君を
夏は忘れはしない

例えどんな场所にいても
自分で探さなければ
何も见つけられない
仆が忘れていただけで
どの年にいた子供の颜も
夏は忆えている